2019(令和1)年5月11日(土) |
2019年5月11日(土)に18回目となる子ども報恩講を平和の鐘のとりくみと併せておこないました。
オリエンテーションではスタッフが念珠の持ち方・お経本の持ち方・焼香の仕方を指導します。その後全員でお餅つき。自分で丸めたお餅を持ち帰えります。
法要は喚鐘が入って、色衣五条での本格的なもの。法要の中で子どもたちによって献華・献灯・献香・献餅がおこなわれます。朝ついたお餅を法要でお供えします。全員で焼香しました。お勤めは「讃仏偈」で子どもには難しいようですが大きな声でよくお勤めができました。
今回の平和学習として光南町の中村寿秀さんの作られた「原爆に学ぶ」という紙芝居をスタッフがセリフを分担し 学習しました。
この「原爆に学ぶ」の原作は坊守の父、三原正明寺の前住職沼隈真澄氏が卒寿の記念として発刊した、原爆体験の手記です。沼隈氏は昭和3年に生まれて、広島崇徳中学3年生のとき被爆しました。九死に一生を得て90才まで元気でおられたことに感謝して、後の崇徳生のため書き残したものです。
そのあと全員で平和の鐘(梵鐘)を突きました。6年前から全員で「世の平和」を願い梵鐘をうっています。背の低い子は椅子の上に上がって精一杯の力で梵鐘をならしました。バ―ベキュ―とカレーでお昼。テントの下で食べます。
クラフトは焼き板プレートとサイコロづくり。サイコロは工具を使ってサイコロの目を入れていきます。夜店も楽しいプログラムの一つです。今回綿あめが増えました。水ふうせん・スーパーボール・かき氷・サイコロ・輪投げ・射的とくじがあります。くじ引きが一番人気です。時間がもう少しあった方がよかったかな。
ゲームは班別対抗で盛り上がります。優勝班には閉会式でものすごい表彰状がおくられます。
閉会式は全員で「讃仏偈」、あといろいろお土産をもらって解散です。手作りの袋にたくさんのお土産を入れて帰りました。
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2018(平成30)年5月12日(土) |
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キッズサンガについて
キッズサンガ(Kids Sangha)とは、「お寺を子どもの居場所に」との願いから、お寺を中心として阿弥陀さまのおこころを伝えていく取り組みです。
単に行事としての子ども会にのみとどまらず阿弥陀さまのおこころが子ども達に届き、お寺が子ども達の居場所であることを伝えるための取り組みです。最近子どもを取り巻く環境が悪化して、子どもにとって安心できる場所が少なくなってきています。お寺が子どもの居場所となることで、お寺の果たす役割も広がると考えます。
正福寺では平和の鐘・ピアノ教室・お寺行事への家族参拝などを通してキッズ・サンガを進めています。
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